絵本と童話の世界

kintarou
森のなかの小さなおうち

森のなかの小さなおうち

大恐慌の1930年代アメリカの家族の物語
父親が病気で亡くなり 34歳の母親は生後3か月から14歳までの子供8人を連れ
森の中で見つけたボロボロの廃屋で暮らし始める
貧しい暮らし 悲しく辛い毎日の中 季節ごとの森の恵みに 喜びを見出し
家族は温かく 明るく 愛で一杯の生活を築いていく


貧しさに負けず 家族がひとつになり 困難に立ち向かう姿に元気をもらいました
34歳の若き母親は 世界中の親の(かがみ)ですね
この本は第28回(2021年度)「いたばし国際絵本翻訳コンクール」英語部門大賞受賞作です