もうじきたべられるぼく
僕は小さい頃 今の牧場にもらわれてきた
自分の運命を知っている僕は 最後に一目だけお母さんに会いたくて
優しいお母さんのいる牧場まで行った
「お母さんだ!」 おかあさ~ん と呼ぼうとしたが そのそばには
小さな可愛い子牛が遊んでいる
「もうじきたべられる僕が現れたら お母さん悲しむだろうな」と
僕は急いで帰りの電車に乗った
お母さん思いの 優しい心の子牛ちゃんに 涙
「せめて 僕をたべた人が 自分の命を大切にしてくれたらいいな」の言葉に また涙
僕の姿に気づいたお母さんの行動にも またまた涙
私達人間は いただいた自分の命を大切にしましょう!