絵本と童話の世界

kintarou

むこうがわのあのこ

私の名はクローバー 私の家の傍には 町を仕切る大きな柵がある
向こう側には 白い人達が住んでいる
「向こう側に行っては駄目よ 危険だから」とママは言う
向こう側に住む女の子は 毎朝一人で 柵に登ってこちらを見ている
クローバーは あちら側の子と遊びたいと思っているのだが・・・

人間を隔てる高い柵 過去にはあった人種差別
今は良い時代ですね 人は皆平等です
皮膚の色に関係なく 友情を育てる少女達の姿が とても尊く感じられます