絵本と童話の世界

kintarou

バスが来ましたよ

私は市役所職員
病気で目が見えなくなったが 仕事を続ける決心をした
バス通勤が不安だった私に ある朝「バスが来ましたよ」と
可愛い声と共に 小さな手が添えられてきた
声の主は小学3年生の「さきちゃん」
善意のバトンは さきちゃんから後輩へとつながれ
私の定年まで途切れることなく続いた

実話をもとに書かれた絵本
温かい小さな親切が 自然にリレーされていく
人はなんて素晴らしいのでしょう