母さん、ごめん。②
50代独身男の介護奮闘記
グループホーム編
家庭での介護2年半の後 グループホームに入居した母
これで介護生活から抜け出せると思ったら それは大きな誤算だった
「家に帰る」と叫ぶ母の姿を見て ホームに入れたことに罪悪感を感じる松浦氏
自宅介護に比べて負荷はずっと減った
しかし母が体調を崩し入院すると 入院期間中の世話は全て家族に任される等々
親を施設に預けたからといって 介護がお終いになるわけではなかったのだ
その後5年が経過した今(2022年6月現在)でも 松浦氏の介護生活は続いている
著者はフリーのジャーナリスト 化学系ライター
介護保険制度をうまく活用する方法など 実用的な情報も満載
時系列的に かつ論理的に書かれていて読みやすく
また 著者の優しさ 人間性が滲み出ている本である