絵本と童話の世界

kintarou

はるさんと1000本のさくら

はるさんは86歳 村で一番若いおばあさん
昔はたくさん人が居たけれど 今は10人しかいない
村のために ずーっと先のことを考えて 何かをしようと
皆で知恵を出し合い 1000本の桜を植えることに
100本植えた日「つねさん」が 200本植えた日「かよさん」が
300本植えた日には「ふきさん」が亡くなり400本 500本と植える度
人数は少なくなっていく
最後には はるさんと100本の苗木が残されたが はるさんは一人で苗を植え続ける

「書店員が選ぶ 絵本新人賞2023 大賞受賞作」
過疎の町が 100年の時を経て生まれ変わるまでのお話
「はるさん あなたが望んだ街になっていますか?」
小さな力でも あきらめず努力するって素晴らしい!
絵も優しいタッチで 心が癒される